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おたくイベントの感想などを適当に

SSSS.GRIDMAN SHOW 01 感想

2/3に開催されたSSSS.GRIDMAN SHOW 01に行ってきましたので、感想というかレポというか、なんとも言えないアレを書きたいと思います。

 

 

 

 

 

出演者は、響裕太役 広瀬裕也さん、グリッドマン緑川光さん、内海将斉藤壮馬さん、宝多六花役 宮本侑芽さん、新条アカネ役 上田麗奈さん、サムライ・キャリバー役 高橋良輔さん、ボラー役 悠木碧さん、ヴィット役 松風雅也さん、アンチ役 鈴村健一さん、なみこ役 三森すずこさん、アレクシス・ケリヴ役 稲田徹さん(音声のみ)でした。

 

このイベント……死ぬほど楽しかった~~~~~~!!!!!!!!!!

 

行く前は「普通にトークメインのイベントで、まあOxTのライブパートはあるんだろうな」ぐらいの心持ちでいたのですが、とんでもありませんでした。メインキャスト4人のキャラソン披露はあるわ、朗読劇という名のヒーローショーが始まるわで、とにかくてんこ盛りのイベントでした。

構成としては、

  1. 開演のあいさつ
  2. ライブパートその1 メインキャスト4人のキャラソン披露(ショートver.)
  3. このシーン誰のお気に入りだ?のコーナー
  4. 朗読劇 グリッドマン大反省会 + ヒーローショー
  5. ライブパートその2 OxTによるテーマソング2曲披露
  6. 閉演のあいさつ

という感じでした。

 

 

まず、初めのあいさつ。この日の司会は、松風さんと高橋さんのお二人が担当されていました。

初っ端から全力でイジられる広瀬くんが面白かったです。最初の個人のあいさつでは、”主人公役”というのを強調する広瀬くんに、松風さんが「待て待て、それは緑川さんだろ?」「自分が着てるTシャツになんて書いてあるのよ?GRIDMANって書いてあるでしょ~?」と言われていました。

そして次には、開幕のあいさつとしてみんなとアクセスフラッシュしよう!って事で、広瀬くんが「アクセース!」とまで言ったところで、うえしゃまが「インスタンス・アブリアクション!!!」」と割り込んできて、もうめちゃくちゃといった感じでした。

このイベント、初っ端のあいさつから最後に至るまでずっと広瀬くんがイジられていたので、終始笑いながら見てましたww

 

 

最初のあいさつが終わると、次のコーナーはいきなりライブパート第1弾!

アカネ→内海→六花→裕太の順でメインキャスト4人がキャラソンのショートバージョンを披露しました。正直CD出たときは聴ける機会無いと思ってたので、今回聴けてめっちゃ嬉しかったです。

 

最初は「もっと君を知りたい」。とりあえず、初っ端アカネはズルい…こんなん良かったしか言えなくなるやつやん。ラスサビ前の「空は茜色に~」のところで、ライトの色が茜色に変わっていった演出が綺麗でした。その後の「それでもいいから 届け」のところで、うえしゃまが前に伸ばしていた手をギュッと握りしめながら胸のところに持ってくるような動作をしていて、その時の思い詰めるような表情も相まって印象に残りました。あと、歌い終えた後に寂しそうに笑っていたのもかなり印象的でした…。

 

次は「ウルトラセオリー」。名前から歌詞から、内海のウルトラマン好きが伝わってくる曲ですね。「一人じゃダメなんだ チームがなきゃ」っていう歌詞を内海が歌うのが好き。

 

お次は「ガラス玉」。曲だけ考えればこの中で一番好きかもしれません。サビ前に、暗転した中で伴奏に合わせてライトで左右交互に照らす演出が目に焼き付いています。

 

最後は「ONLY I CAN」。イベント中にさんざん言われてましたが、広瀬くんめっちゃコール煽ってくるし、いきなりイケイケになって驚きましたww 

 

4曲ともすごい良かったので、いつかフルを聴ける事を期待してます。

曲が終わった後は、一旦歌った4人以外が出てきて感想会。この時、舞台袖から広瀬くんが顔を覗かせててめちゃくちゃ笑っちゃいましたww

 

 

次のコーナーは、「このシーン、誰のお気に入りだ」のコーナー。

内容は、誰かが選んだアニメ本編のワンシーンを流して、それを振り返るものでした。アニメのトークショーでよくあるやつですね。

最初のシーンは10話から、アンチがグリッドナイトに変身を遂げるシーン。

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選んだのはもちろん鈴村さんで、「むしろ俺以外だったら怖いよね」と仰っていました。「いやーやっぱり、悪が正義に変わるっていうのは……堪んないよね!」「今まで、怪人役に関わらせて頂いたことは結構あったけど、怪獣は初めてだったし、ダークヒーローまでやらせてもらった」といったような事を鈴村さんが仰っていました。またオーディションの時の話も出ていて、鈴村さんが「元々はキャリバー役で受けていて、別日に改めてアンチ役のオーディションに呼ばれて受かった」「最初にアンチを見たときはグリッドナイトに変身することも知らなかったし、『こんな子供役にぼくが!?ぼくもう40代だけど大丈夫?』って思ったけど、監督のイメージではアンチは子供っぽいというよりは太めの声が良かったみたい」と仰ってました。

 

次は5話から、新世紀中学生が電車でジャンクを運んでいるシーン。

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ここでマックスがみんなを起こして、降りるまでの1シーンですね。

選んだのは悠木さんで、「いやーホントに好き」「降りた後にヴィットが何も持ってないのがいいよね」と仰っていました。これに対してヴィット役の松風さんが「ここで、密かに囁かれていたヴィット=クズ説に拍車がかかっちゃったかもね~。でも、ヴィットはやれるけどやらないだけだから!」とフォロー(?)していました。

あと、悠木さんが「私たち新世紀中学生、実は結構ギャグ担当だから。途中で気付いちゃったよね、シリアスになると私ら話さなくなるの」と仰ってて笑いました。

 

3つ目は2話から、アカネの怪獣デバダダンが先生をビームで撃つシーン。

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選んだのは、三森すずこさん。「先の展開を知らずにアフレコしてて、『アカネいい子だな~』なんて思ってたら、段々本性が表れてきてビックリ。ここが最初にそれを思ったシーンで、ゲーム感覚で先生に怪獣をけしかけるアカネの姿にゾクゾクしました」「なんで私、なみこが映ってるシーン選ばなかったんだろう?皆さんに喋ってるとこ見てもらえたのに~!」と仰ってました。

「ここのアフレコはどういう風な心境で演じていたんですか?」という問いにうえしゃまが「監督から、『とにかくアカネは悪い子じゃないんです』と言われてたのですが、先の展開もまだわからなかったので、とにかく何も考えないようにゲーム感覚で殺そうとする、というのを演じていました。」というような事を仰っていました。それに対して松風さんが「悪い子じゃない…?え、先生をビームで殺そうとしてるけど…悪い子ではない?」「アカネを演じるにあたって、何か日常生活で支障は出ましたか?例えばゲーム感覚で、こう、殺っちゃうとか」という返しをしてて面白かったです。

 

最後のシーンは9話から、グリッドマン同盟の3人が怪獣バジャックの見せる夢から醒めるシーン。

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選んだのは広瀬くん。他の人は映像が終わってから誰が選んだのか発表していたのに、これだけは始まった瞬間に広瀬くんが「俺だぁ……」って言っちゃってたのが面白かったです。映像が終わって広瀬くんに話が振られるかと思えば、松風さんが斉藤壮馬さんに話を振り、斉藤さんがひとしきり感想を言い終わったかと思えば今度は緑川さんに振り、広瀬くんの出番が……。松風さんの説明によると、「このシーンは影を使わずに動きを表現したシーンで、枚数も使ってるし、すごい制作陣の工夫が成されてるシーン」との事でした。それを受けて広瀬くんが「いや、すごい」みたいなシンプルな感想を言うと、宮本侑芽さんに「浅い!」と言われたり、松風さんに「素人の方は黙っててもらえますか?」と言われたり散々でしたww 

広瀬くんは、演出とかはさておいて単純にカッコいいと思ったからこのシーンを選んだようで、確かに裕太の一番の見せ場かもなあと思いました。

 

 

次のコーナーは朗読劇、グリッドマン大反省会。ここからは、録音の音声のみですがアレクシス役の稲田徹さんも参加されました。

 

最初に今回居ないメンツの事について触れていて、六花が「はっす居なくない?」と言うと、なみこが「風邪じゃん?昨日マスクしてたし」と返し、内海が「いや、あの人いつもマスクしてるよね…」と言ってました。すると、今日マックスも居ないなという話になり、ボラーが「そういやマックスも昨日マスクしてたな」と言うと、また内海が「いやそれもいつもですよね…」と返していました。そしてアレクシスも居ないなとなって、アカネが「アレクシスも昨日マスクしてたよ!」と言い、内海が「いやアレはマスクっていう括りなんですか!?」と言っていました。アレクシスは音声のみで参加していて、ステージ上にスマートスピーカーが置かれていました。そしてアカネが「オーケー、アレクシス!」と言うとアレクシスが喋りだすという、色々と大丈夫なのか心配になる演出でした。

 

大反省会って何するのかと思ったら、割とガチ目にひとりひとり反省点を挙げていって面白かったです。朗読劇中の司会は内海が務め、「反省点ある人は挙手!」と内海が言うと、全員が手を挙げました。

 

最初はグリッドマンに話が振られて、「ラストの方で裕太が私と同一人物だと判明したわけだが、女装していたりなど、今までの描写に私のハイパーエージェントとしての尊厳を損ないかねないものがあった事が残念でならない…」といきなりかなり真面目な反省点を挙げてきて笑いましたww 次に裕太が反省点を訊かれると、「まあ僕も反省点は同じかなー。同一人物だし」と言い、「なぜなら私は、ハイパーエージェント、グリッドマンなのだから!」と2人でハモりを披露しました。

 

2つ目はボラーからの反省点で、「いやね、俺見た目的に性別があやふやな感じじゃん?他の3人と一緒で基本男なんだけど、雑誌の紹介で女みたいに書かれてることがあったのね?そういうトコ、公式がちゃんと明言してくんないとさあ、困っちゃうワケよ」とこれまたガチ目の苦言…。そのままボラーの性別をここで発表しちゃおう!という流れになったところで、なみこがいきなり流れをぶった切って3つ目の反省点を言いはじめます。

 

3つ目の反省点は、「私たち、六花の友達で出番はそれなりにあったけど掘り下げが全然なかったよね~。私が茶道部に入ってるのとか、全然触れられてないし…」というもので、言い終わったあとに内海が「え、それだけ…?そんなんで流れぶった切ったの?」と返して、その流れで内海と六花で言い合いに。そこにキャリバーが「う、内海…。済んだ事を掘り返すのは男らしくない、ぞ。」と言って、内海が引き下がります。そこでヴィットがボラーに「ホラ、終わったから性別発表しちゃえば?」と言いますが、「え~、いいよそんな雑な振りなら」と言ってちょっと拗ね気味。

次に内海がヴィットに、「ヴィットさんは何か反省点あるんですか?さっき手挙げてましたよね」と振ると、「あー…俺?あー、あるよ。あるある」と誤魔化し、少し考えた末に「ごめん、やっぱ無いわ。みんな手挙げてたし、俺も挙げた方がいいかな~と思っただけ」といつもの調子でした。

 

そして4つ目はキャリバーの反省点。「お、俺は、この、間を取る芝居のせいで、セリフが、少ない…」というもので、全員がなんとも言えない空気になってしまいました…。

 

ここでアカネが「ねぇねぇ内海くん!こっちサイドも弄ってよ~。もう私たちずっと置物みたいになっちゃってるよ?」と割って入ってきます。するとアンチが、「俺は置物なのか?」と言い、アカネが「そうだよ~。今日は置物になってるだけでギャラがもらえるんだ~」とメタ的な返しをします。

 

ここで5つ目の反省点で、アカネが「私たち負けてばっかりだったし~、大体、こっちは一人で頑張って怪獣作ってるのに、そっちは何人も居るの戦力比がおかしくない!?」と、アカネらしいワガママとも言えるものを挙げます。

するとグリッドマンが、「新条アカネ。そこは…原作の電光超人の方から割とそうだったぞ」と諭し(?)ます。もちろんこんな事で丸め込まれるアカネではなく、駄々をこね始めます。挙句の果てに「また怪獣出しちゃうから!」と言い始め、この場にアレクシスも居ないのに出せるの?という流れになると、「できるもん!スマートスピーカーなら何でもできるもん!」とめちゃくちゃな事を言います。そしてボラーに「おーおー、できるもんならやってみろよ連敗キッズ~」と煽られると、「オーケー、アレクシス!怪獣を実体化して!」と言い、アレクシスと一緒に会場全体で「インスタンス・アブリアクション!」の大合唱。すると、舞台袖からなぜかうーさーの姿が出てきて会場騒然。

 

怪獣が出てきたってことで、今度はみんなで「アクセス・フラッシュ!」の大合唱でグリッドマンを呼ぶ事に。ステージ上にグリッドマンが出てきてうーさーと対峙し、いくらかお見合いの状態が続いた後に、うーさーはグリッドマンエスコートされて退場していきました。

 

そしてグリッドマンが出てきたことにより、置物と化していたアンチが元気に。「俺はお前を倒すために生まれた!」と言いますが、またもボラーが「おーおー、変身できるもんならやってみろよ!本放送も終わってるし、もうグリッドマン製作委員会にはお前の着ぐるみ作る予算なんて残ってねーんだよ!よっぽどのバカじゃない限り作るわけねぇだろ!」と煽ります。もはやお約束すぎて流れが見えるかと思いますが、舞台袖から今度はなんとアンチの怪獣体の着ぐるみが出てきます。グリッドマンのスーツは先行上映会でも使われていたので出てきた事にはあまり驚きませんでしたが、これは驚きましたね。ボラーの言う通り、本放送の後にこんな着ぐるみ作るのマジでバカ(褒め言葉)。

 

そしてアンチが「グリッドマン製作委員会は、本物のバカだぁーーー!!!!!」と叫び、ここからヒーローショーが始まります。うえしゃまが「会場のアカネ推しのみんな!アンチを応援して!」と言うと会場から応援の声が上がり、アンチが優勢になります。

 

内海が、「どうにかできないんですか!?」と新世紀中学生に振ると、ヴィットが「あー今日は無理だね。届け、出してないから。空飛ぶんだし、そりゃ要るでしょ。届け」と言い、ボラーも「あー、俺もね?できるならどうにかしたいよ?でもさぁ、なんていうか…ここ、火器厳禁じゃん?俺の武器知ってるだろ?肩のあたり開いてビーム出るやつ。ビームはまずいっしょ」と言って最後はキャリバーに振られます。しかし、キャリバーも「む、無理だ」と言いますが、「俺の力だけでは、無理だ。みんなの力が要る」と言い、ヒーローショーのお決まりの流れができあがります。

 

そしてまた会場全体で「アクセスコード、グリッドマンキャリバー!」と叫ぶと、グリッドマングリッドマンキャリバーを装備します。アンチの着ぐるみだけじゃ飽きたらず、キャリバーも作っていたのか…。すると形勢は逆転し、グリッドマンが優勢になり、また全員で「グリッドキャリバーエンド!」と叫んでアンチを倒します。

 

そこでヒーローショーは終わり、最後は拗ねるアカネを六花が励まして朗読劇が終わります。朗読が終わると段階的にキャストのみなさんが退場していっていましたが、うえしゃまと宮本さんが最後に抱き合って、手をつないで退場していったのが印象に残っています。

全員が退場するとアレクシスが喋りはじめ、うえしゃまが再び出てきて「やっぱ長いなぁ~。えいっ!」と言ってスピーカーを止めます。そして最後に、「みんな…ありがとう」と言います。ここめっちゃ好きでした……。

 

 

そして次のコーナーはライブパートその2、OxTによるテーマソング披露でした。

1曲目は電光超人グリッドマンのOP、「夢のヒーロー」。「BABY DAN DAN」のところコールできてめちゃくちゃ楽しかったです。この曲はアニメのどっかで流すとは思ってたんですが、OxTのカバーの方を流すと思っていて、まさか原曲の方を使うとは思ってなくて面食らいましたね…。

1曲終えるとMC、オーイシさんが「いやー我々、次が最後の曲なんですけれどもね、今日の待機時間なんと6時間!このMCの持ち時間も3分!みなさんね、これをOxTの無駄遣い、と言います!」「最初のあいさつでぼく達出ていくのかと思ってたら、『OxTさん待機です』って言われて。ずーっと待機してました。でも、みなさんが盛り上がってくれれば無駄遣いじゃなくて有効活用になります!」といったような事を話していました。

2曲目はもちろん「UNION」でした!いや~生で聴きたかったんでOxTのライブ行ってみようか迷ってたんですけど、まさかグリッドマンのイベントで聴けるとは。かなり嬉しかったです。

 

 

そして大盛り上がりでライブパートが終わり、再びキャストの皆さんが出てきて閉演のあいさつ。ここで、次回の「SSSS.GRIDMAN SHOW 02」の開催も発表されました。

ここでも広瀬くんの扱いが酷くて、最後に広瀬くんと緑川さんの2人だけあいさつが残った時に、松風さんが「じゃあやっぱり最後のあいさつは主人公役に任せようと思うので、広瀬くん、よろしくお願いします!」と言われていました。

そうしてトリになった緑川さんのあいさつでは、「25年前にグリッドマンをやらせてもらった時は、まさか今になってグリッドマンでこんな大騒ぎできると思ってなかった。ずっと早すぎた名作と言われていたけど、皆さんに受け入れられたようで本当に嬉しく思います」と仰っていました。

でもやっぱり最後の最後の〆は広瀬くんでした。よく見ると腕にプライマルアクセプターを付けていて、その商品化の決定が発表されました。そして、改めて会場全員で「アクセス・フラッシュ!」と叫んでイベントは閉幕しました。

 

出演者の皆さんが退場すると、スクリーンにアニメの最後の実写シーンが流れ始め、UNIONのMV製作決定が告知されました。これで今度こそ、本当に閉演を迎えました。

 

 

といった感じですかね。とにかく楽しくて、2時間あっという間でした。冒頭の繰り返しになってしまいますが、とにかくてんこ盛りのイベントでしたね。次回も絶対楽しいイベントになると思うので、是非行きたいです。